法人勉強会を行いました
昨日はとてもとても豊かな時間を職員・スタッフと味わうことができました。ずっと温め続けた、きょうされん専務理事の藤井克徳さんのリモート講演です。
テーマは「コロナ禍の今、私たちは何を大切にしなければいけないか」~障害者権利条約を羅針盤に、法人・職員個々に問われること~。
やまゆり園事件やALS女性の嘱託殺人など看過できない事象を取り上げながら、競争原理・成果主義に走り、生きる価値の基準が「働けるか・働けないか」「生産性が高いか・生産性が低いか」という点に置かれ、働けない人は生産性が低いとみなされた人間は生きるに値しないとされ、生きていく展望が持てなくなった社会。
そんな社会でも決して諦めず、「全ての障害者は、他の者との平等を基礎として、その心身がそのままの状態で尊重される権利を有する」ことが明記されている障害者権利条約を東大阪の隅々に行き渡らせること。
法人20周年を節目に、藤井さんから私たちぴよぴよ会に託された役割なのかもしれません。
差別の反対は無関心。無関心の大元は無知。これからも法人内で学びを深め、知る→わかる→伝える→動く→人同士が集まり続ける→つながり続けたいと思います。
そして、この場をお借りして、藤井さんを繋いでいただいたひびき福祉会の塩田所長、きょうされん事務局の皆様、お世話になりました。
ありがとうございました。
ぜひ、関わる皆様で藤井さんの新書「障害者とともに働く」(岩波ジュニア新書)で再度学びを深めましょう!